セルフイメージ
「ところで私たちはみな、一定の振る舞い方をしているわけですが、悲しいかな、
ほとんどの人は、自分の振る舞い方はどうにもならないものだと思い込んでいるようです。
自分は自分であってこの「自分」は変えようがないと思っているのです。
ところが人間というものは、
実は
みんな時とともに変化していくのです。そしてその変化の方向は、自分で決めることもできますし、
外から決めてもらうこともできます。
あなたならどちらを選びますか??
【セルフイメージの第1原則】
「セルフイメージ」と実行行動は常に一致する。
自分の行動や成績を変えたかったら、まず「セルフイメージ」を作り変えなければならない 。
私たちの「セルフイメージ」は車のアクセルとハンドルのように、
私たちのスピードと行動範囲を決めます。
私たちはみな、セルフイメージで自分の行動の限界を設定しているのです。
例えば私の場合ですと時速160キロで運転するタイプではありません。
ですから制限速度を少しオーバーすると私のセルフイメージのせいで落ち着かなくなってスピード落とすのです。
やたらに早く飛ばすのは私らしくないから飛ばさないということですも。
もう一つ例をあげましょう。
1ヶ月に車を4台売るセールスマンの話です。
このセールスマンは、月の4週目まで1台も売れないときは最後の週だけ4台売るためにがむしゃらに頑張ります。
しかし、一方で最初の週だけで4台売れてしまうと、「セルフイメージ」のせいで、
その月はもうペースを落としてしまうのです。
そのままのペースで1ヶ月に16台売るのは自分らしくないのです。
私たちはみな、自分らしく安心して行動できる一定の「快適な領域」というものを持っています。
その領域の中にいる間は、「セルフイメージ」は平穏で、何の干渉も怒りません。
しかし、自分の快適領域以下の成果しか上がらないような場合には、「セルフイメージ」が動き出して、
自分の領域内に戻るまで普段以上の力を与えてくれますし、
逆に、快適領域以上の成果が上がってしまうと、元に戻るまで「セルフイメージ」の方でブレーキをかけてしまうのです。
ですから、自分の快適領域を変えてしまえば行動も成果も変わってきます。
快適領域を変えるにはまずセルフイメージを作り変えなくてはなりません。
セルフイメージを変えるための原則については、
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